さった8月11日の夜、乳離れの時が来て母親のロッキーがついに
カイマナビーチを去っていきました。政府の配慮により
絶滅危惧に指定されているハワイアンモンクシールの保護のため
翌朝の8月12日に赤ちゃんモンクシールのカイマナは
別のビーチに移されました。
現在はカイマナビーチで親子を見ることはできませんのでご了承ください。
★★★★★★★
ハワイに住む我々JTBハワイスタッフですが、豊かな自然に囲まれていると実感することが多いです!例えば、冬季にはアラスカからやってくるクジラをワイキキ沖で間近にホエールウォッチングできたり、西オアフでは、イルカと一緒に泳いだり!
今年はなんと出産と子育ての為に、ワイキキビーチにお目見えしているハワイアン・モンクシール(アザラシ)の親子が地元ニュースをはじめ話題となっています。
このモンクシール、母親はロッキー、子供がカイマナといいます。ロッキーは追跡調査の対象となっているので生態が明らかです。カウアイ島出身ですでに9頭の子供を出産しているとか。この6月オアフ島のカイマナビーチまでやってきて、このカイマナを産み、目下育児に励んでいるのだそうです。
このモンクシールのいる場所はワイキキの東端にあるニューオータニ・カイマナビーチ・ホテル前のビーチです。きっと赤ちゃんモンクシールの名前もこのカイマナビーチにちなんでネーミングされたんでしょうね!
このビーチまでの行き方はとっても簡単。ワイキキビーチを散歩しながらもいけますが、DFS免税店前からオリオリウォーカー・トロリーなら簡単ラクラクです。ダイヤモンドヘッドルートに乗り、ワイキキビーチを眺めながら10分ほどでワイキキ水族館前の停留所で下車します。
進行方向はダイヤモンドヘッド向け、右側に水族館、左側にカピオラニ公園です。
やしの木が美しい遊歩道をまっすぐ進みます。
1分もしないうちに、右手の海沿いにこちらのワイキキナタトリウムのピンクの建物が見えてきたらもうすぐそこ!
前方には、たくさんのやしの木と、その後ろにホテルの建物が見えます。
公園のグリーンを突っ切って、ホテルのすぐ前のビーチへ!やしの木がとってもビューティフォー。
モンクシールの保護エリアは立ち入り禁止で人間が入れないようになっています。2Hと書いている真ん中のライフガードの建物を中心に右端、それからホテルの目の前のビーチの左端がそれぞれ立ち入り禁止エリアとなっています。
注意①大きな声で話さないこと!②モンクシールと目をあわさない事!③モンクシールの近くでカメラのシャッター音を鳴らさないこと!野生の動物という事と、特に子育て中という事もあり、外敵から赤ちゃんを守るため、通常よりもアグレッシブになっている母親モンクシールには更なる注意が必要という事です。静かに鑑賞しましょう~♪
ホテル前のネットのある保護エリアのほうに、ロッキー&カイマナ親子がいました
これがロッキーとカイマナです残念ながら、ロッキーの影に隠れて赤ちゃんのカイマナが見えませんでした
今度は反対側がザワザワしているので見にいったら、どでーんとリラックスしている別のモンクシールが
そして再度訪れた去った8月5日の土曜日には3匹が仲良く揃って右側の保護エリアでお昼寝していました!
赤ちゃんのカイマナはちょろちょろ動き回ってカワイイ♪
沢山の観光客が人気モノのこの親子を見るために集まっていました。
モンクシールの鳴き声がこれまたスゴイのです。「ウォウォ~」と低く響き渡る鳴き声。カワイさとちょっと正反対の声に思わず笑ってしまいます。ラッキーなら鳴き声も聞けるかもしれませんね!
母子じゃないほうのモンクシールの名前が残念ながらわからないのですが、その一匹が海に向かって泳ぎ始めました
息継ぎしながら、泳ぐ姿もとてもキュート
保護エリアの砂浜には立ち入り禁止のラインがありますが、ひとたびビーチに入れば、ネットでの仕切りはありません。水中でモンクシールと出会うって事は無いのか?と少々不安になりましたが、その後3時間このビーチで泳いでいても、さすがに、モンクシールと水中で出会うことはありませんでした。さすがに、ごちゃごちゃした人間が泳いでいる領域には来ないようです。(保護団体によって監視がされており、状況によっては人間の入水禁止もあるようです。セレブなモンクシール様です。)
最後は仰向けでリラックスするモンクシールさんの姿をどうぞ~♪
哺乳類であるモンクシールの浜辺での育児は数週間で終わるとか。予想としては8月16日くらいにはこのビーチを去ってしまうのではないかといわれています。
ローカルのCivil Beatというウェブサイトがライブでこの親子の姿を捉えようとYoutube配信もしています。
モンクシール親子が泳ぎにいってビーチにいない事もあるので、Youtubeでチェックして行かれると良いかもしれません。モンクシールがこのように見れるのはとても稀な事で、ハワイではもっぱらウワサです。この機会に見ることができるあなたは超ラッキーです。