今回のテーマはコナ・ブリューイング・カンパニー(コナ・ビール)の瓶ビールハワイ産のビールで一番有名なメーカーです。
バラエティー豊かな味とハワイらしいラベルの11種類をゲット。一度にたくさん飲むと、途中で調査を放棄しかねません。もちろん仕事中は飲めないので、帰宅後と週末に少しずつ飲み比べてみました
まずこちらはココ・ブラウン
しっかりとした苦味がありますが、ココナッツの控えめな甘さが特徴的。飲み口はスッキリ
レモングラス・ルアウ
レモングラスよりもジンジャーの香りと味が強め。苦味はひかえめで飲み口スッキリ。味の濃い料理との相性がよさそうです。レストランで生(ドラフト)で飲んだ方がレモングラスの風味が豊かで美味しかったです
ビッグ・ウェーブ
ほのかな柑橘の香りと酸味が印象的。苦味もひかえめ。クセが少なくて飲みやすいビールで、どんな料理にでも合いそう
ワイルア・ウィート
パッションフルーツのさわやかな風味と酸味があり、とてもフルーティー。苦味もひかえめ。チーズケーキのようなデザートとも合います
キャスタウェイIPA
柑橘を思わせるフルーティーな香り。マイルドな甘味と酸味がポイント。今回飲み比べた中では一番苦いはずですが、ホップの味がしっかりしているからか、不思議とそこまで苦く感じませんでした。
マジックサンド・マンゴセゾン
独特な苦味があり、酸味も強め。正直、マンゴの味は良く分かりませんでした。ハワイではマハロ・バラエティーパック(4種12本)としてのみ買える限定シリーズです。
ファイヤーロック
味も香りもモルティー。ホップが強烈なペールエールやIPAとは対照的な印象です。モルティー好きにオススメ
ハナレイ・アイランドIPA
オレンジやパッションのフルーティーと酸味がクセになる味口の中にグアバと思われるほのかな香りが広がります。フルーティーなビール好きにオススメ
パイプライン
モルティーさとコーヒーが同居している印象。ローストしたコーヒーのほのかな苦味も特徴。ビール&コーヒー好きにオススメ。肉料理と相性がいいです。
ロングボード
フルーティーな香りが特徴。苦味も柔らかめ。クセが少なく飲みやすいビール。喉がかわいた時にごくごく飲みたいどんな料理にでも合いそうです。
ラバマン・レッドエール
香りも味もモルティーだけど、とても苦い印象あり。不思議なことに、キャスタウェイIPAやファイヤーロックよりもずっと苦く感じました。
では、今回この中から選ばれたベスト3は、、、
第1位:ファイヤーロック
モルトと苦さのバランスが高評価。
第2位:ハナレイ・アイランドIPA
フルーティーで飲みやすさ抜群
第3位:ワイルア・ウィート
フルーティーで飲みやすく、苦味が少ない点も◎でした。
でも、ビールの好みは人それぞれです。飲み比べた印象、アルコールの強さと苦さ(IBU)を基に、全体の傾向をまとめてみました。
★パンチの効いた味のビールが飲みたい!
アルコール度数が高めなキャスタウェイIPAやココ・ブラウンがおすすめです(主に図の右上)。ホッピーなビールが好きならキャスタウェイIPA、やや甘みのある南国の味を求めるならばココ・ブラウン。
★クセの少ないビールをゴクゴク飲みたい!
ロングボードやビッグ・ウェーブがおすすめです(主に図の左下)。特にロングボードは、日本でおなじみの多くのビールと同じラガー。アルコール度数やIBUの数値も近く、安心する味です。
★フルーティーなビールを飲みたい!
ハナレイ・アイランドIPA(図の右下)、ワイルア・ウィートやレモングラス・ルアウやマジックサンド・マンゴセゾン(主に図の左上)がおすすめです。なかでもハナレイ・アイランドIPAはとってもフルーティー。
★モルティーなビールを飲みたい!
ファイヤーロックやラバマン・レッドエール、パイプラインポーターがおすすめです。バランスの良い味が好きならファイヤーロック、苦いビールが好きならラバマン・レッドエール、コーヒーフレーバーが良ければパイプラインポーターといったところでしょうか。
これを参考に、お好みのコナ・ビールをお楽しみ下さい!
おまけ。
色とりどりの王冠(栓)も、ハワイ旅行の思い出にいかがでしょうか?
次回の調査隊はシリアル食べ比べお楽しみに~