カイルアタウンの中心部、2019年にオープンした「ラウハラ・ショップス」の中に出来たのは、飲んでおいしい、食べておいしいの「マウイ・ブリューイング・カンパニー」。コロナ禍を経ても、オープン当初からの賑わいは絶えません。
ラウハラ・ショップス全体がセンスのいい建物なのですが、店内の雰囲気がとってもいいんですよね。カイルアロード側の壁が抜けていて、天井も高くて広々~。この開放感がバケーション気分を盛り上げてくれます。
テーブル席の他に、風が心地よいテラス席や・・・
ビアタップの並ぶカウンター席があります。
3月末に、オアフ島では店内でのマスク着用は不要となり、メニューは二次元コードの読み取りがポピュラーになりました。ここマウイ・ブリューイング・カンパニーでも、テーブルの中央にあるコードをスマートフォンで読み取ると、おすすめメニューが写真付きで出てきました。
まずはマウイ・ブリューイング・カンパニーの代表的な二つの人気ビールから。左側はImperial Coconut Porter($9)。ココナッツやカカオの風味のするリッチな味わいです。アルコール度数が9%と高めですが、舌触りはスムーズ。右側はBikini blonde Lager ($7.25)。こちらは機内で飲んだ事があるよという方もいらっしゃるかもしれません。日本で飲みなれたビールに近い味わいで、甘みがあって飲みやすいです。この二つを飲み比べてみるのも面白いと思います。
色んなビールをちょっとずつ試してみたいという方は、「フライト」スタイルで注文してみるといいですね。1グラス2オンス(約60ml)で、ビールの種類によって$2~4程度です。
左からPineapple Mana Wheat、Coconut Hiwa Porter、Bikini Blonde、Red Velvet Nitro Porter/期間限定
楽しみにしていたフードは、この日特別にシェフ自らお持ちいただいたピザとバーガーからご紹介。
The Brewmaster Pizza ($20)は、うま味たっぷりハワイ産ソーセージに、刻んだオリーブが味わい深いクリスピータイプのピザ。
Jalapeno Bacon Burger($18)は、肉厚のパテとフレッシュな野菜を甘みのあるバンズで挟んだボリュームのあるバーガー。ピリ辛ベーコンがアクセントになっています。
キュートなスタッフにサーブしていただいたのはこちらも美味しいサイドメニュー。
The Holy Kale($13)には、ローカル産のフレッシュなケール、フェタチーズ、アボカド、キヌアがたっぷり。酸味のあるマスタードビネガーのドレッシングでとっても美味しい。
ぱっと鮮やかな色で出てきたのは、Housemade Beet Hummus($9)。ガーリックが効いたちょっとピリ辛テイストのビーツハモスです。厚切りの生野菜はスナック感覚で、もちっとしたフラットブレッドとの相性も良く後を引く美味しさ。
ビールと言ったらフレンチフライ!Crispy French Fries($7.50)には、辛味とにんにくの効いたシラチャーマヨがたっぷりかかっていて、美味しくないわけがないですよね。みんな大好きほくほくポテト。
さすがビール専門店が作り出すお料理。どのメニューもビールがグビグビ進んじゃう一品でした。比較的ピリ辛メニューが多いので、お子様にはKeiki(こども)メニューを頼むのがおすすめ。数人でピザ、バーガー、サラダをシェアすると丁度良いボリュームではと思います。
ここカイルア店では、とっても印象的な店内アートを見るのも楽しみの一つ。
オアフ島内でも沢山の作品を見かけるローカルアーティストKamea Hadarさんが手がけています。
お土産グッズがあるのも嬉しいですよね。
ビール缶のデザインをしたグラス、ステッカー、Tシャツやキャップなどもあるので、是非お店でチェックしてみてください。
最後に、カクテルもおすすめだよ!とバーテンダーにお披露目いただいたドリンクをふたつ。
左側が、 MBC Mai Tai($13)。お店オリジナルのマイタイで、パイナップルアイスのフォームが乗っているのがちょっと変わっていてかわいいです。右側は、Lei’d Lychee($13)。Maui Pauのウォッカ、ライチのリキュールにパイナップルジュースをミックス。どちらもドリンクだけでも楽しめるので、カウンター席でゆっくりという時にも良さそうです。
マウイ・ブリューイング・カンパニーは、マウイ島に2店舗(ラハイナとキヘイ)、オアフ島にはワイキキとここカイルアにあります。満足度の高いドリンクやフードだけではなく、店舗ごとに異なるインテリアや雰囲気も楽しいお店です。
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