マウイ島の最高峰 ハレアカラの噴石丘の名前

2017年01月05日

テーマ:マウイ島

 

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ハレアカラという名前の山をご存知でしょうか?
マウイ島の最高峰で標高約3,055メートル。ハワイ島のマウナケアと並び、サンセットやサンライズツアーが有名です。

 

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山頂部には、11.25 km×4kmもの巨大なクレーターがあります。最後に噴火したのは1750~1770年頃と考えられています。

 

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クレーター内のあちこちに、噴石丘と呼ばれる小高い丘が見られます。溶岩が吹き出た場所です。ほかにも、溶岩が流れた跡や噴火で放出された火山弾など、ダイナミックな景色が広がっています

 

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一般的にハレアカラ【太陽の家】という意味で知られています。しかし、その意味、そして名前そのものには諸説あるようです。いくつか例をあげてみましょう

 

ハレアカラ 【太陽によって建てられた家】
アレハカラ or アヘレアカラ 【太陽の罠】
アハレカラ 【太陽の光】
アラヘアカラ 【太陽を呼ぶ道】

 

色々な意味があるようですが、太陽というキーワードは共通していますね。

 

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運がよければ、写真のように山頂付近からクレーター全体を見渡せます。

 

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小高く見える丘が噴石丘で、一つ一つに名がつけられています。ハワイ火山&ハレアカラ国立公園のWEBサイトの記載を基に、一部名前をご紹介しましょう。
声門閉塞音【’ 】を【ッ】として正確に表記すると、若干分かりにくくなるので、ここでは省きます。ちなみにハレアカラは正確にはハレアカラー。ここからはハレアカラーという名前を使います。

 

1、カ・ルウ・オ・カ・オーオー【オーオーの穴/くぼみ】

 

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オーオーとはすでに絶滅した固有の鳥 その羽は、王族が身にまとった羽のマントやレイなどの素材に使われていました。
山頂から最も近い噴石丘で、噴石丘のくぼみの底には、石積みの大きなテラスが確認されています。

 

2、カモアリイ【小さなニワトリ】
3、プウ・オ・マーウイ【マーウイの丘】

 

08(手前がカモアリイ、奥がプウ・オ・マーウイ)

 

ポリネシアやメラネシア、ミクロネシア一帯に伝わる半神マーウイ(マウイ)の名がついた噴石丘。伝説によれば、マーウイはハレアカラーで太陽を捕まえたそうです。

 

4、プウ・オ・ペレ【ペレの丘】

 

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ペレとは火と火山の女神
様々な伝説が残るハワイで最も有名な神の一人です。ハワイ島キラウエアのハレマウマウ火口に住んでいると信じられています。

 

5、カ・モア・オ・ペレ【ペレのニワトリ】

 

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1921年にビショップ博物館のケネス・P・エモリーによって執筆された報告書によれば、埋葬された状態の女性の人骨が、噴石丘のくぼみの底で発掘されています。

 

6、ハラーリイ【ニイハウにいた伝説の王族の名前】

 

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石積みの構造物、大人と子供の人骨、ママネの木材やひょうたん等が確認されています。噴石丘の斜面はゴロゴロとした石で覆われています。

 

7、プウ・ナウエ【くずれそうな丘】

 

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(ハラーリイからプウ・ナウエを望む)

 

実際近くで見ると、ピーク付近が浸食で崩れそうになっています。これが名前の由来でしょうか? ここでも石積みの構造物が確認されています。

 

8、プウ・クム【切り株状の丘】

 

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プウ・クムに隣接するハナ・カウヒ谷は、かつて様々な石の道具が作られた場所だったようです。

 

9、プウ・マイレ【マイレの丘】

 

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マイレとは香りの良いつる植物の名前。ローレル(月桂樹)のように好まれ使われていたとのことです。フラにとっても重要な植物。

 

10、オーイリプウ【決戦の丘/叫ぶ丘】

 

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(右がオーイリプウ、左はプウ・マイレ)

 

山頂から見ると、今回紹介する中では最奥部にある噴石丘。クレーター内ではネネ(ハワイガン)を良く見かけますが、最奥部周辺では特に多く見かけました。

 

◆ ◆ ◆

 

ヨーロッパ人がハワイにたどり着く前は、ハレアカラーの頂上やクレーターは魂(神?)が住む地と考えられていました。
食料や羽を採取するための狩猟、薬草や儀式の素材/カヌー等の素材の採取、斧や礫を作るための採石の場などとして利用されていたようです。

 

1921年の報告書では、58箇所もの石積みの構造物ヘイアウ、数百のアフ、石を敷き詰めた道の跡などが確認されています。へその緒を投げ入れたと言われる穴もあります。ハワイアンにとって、昔からハレアカラーはとても重要な場所だったようです。

 

頂上からクレーターを見るだけでも満足することは間違いなし。噴石丘の名前を意識すると、さらに満足度がアップするかもしれません。という私は、プウ・オ・マーウイプウ・オ・ペレくらいしか覚えられませんが。。。

 

JTBハワイ チキラ(ビショップ博物館 日本語ドーセント)

 

参考書籍/サイト
Kenneth P. Emory(1921) 「An Archaeological Survey of Haleakala」, Bishop Museum Press.
Elspeth P. Sterling (1997) 「Sites of Maui」, Bishop Museum Press.
https://www.nps.gov/parkhistory/online_books/hawaii-notes/vol6-59a.htm

 

 

◆ ◆ ◆

 

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